2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本物のエコ

世の中エコばやりだが、中にはペットボトルの回収や回らない風力発電のように本当にエコなのか怪しいエコもある。それに比べてLED照明は一個増えればそれだけ確実にエコになる。 購入すればそれなりの出費となるが、長寿命と電力消費の少なさから買った人…

原発の高齢化

関西電力が美浜原発1号機が今月で運転開始から40年たったことをアナウンスした。敦賀原発1号機に続いて日本では40年を超えて運転を続けるのは二例目となった。 今後5年間で国内にはさらに7基の原発が運転40年を超える。 今後はメンテナンスをよく…

柏崎刈羽原発の復活

中越沖地震で止まったままになっていた柏崎刈羽原発が再び動きだしている。全部で7基ある世界最大の原発サイト。 今月ついに5号機が地元自治体の同意を取り付けて系統試験にはいることが出来ることになり、これで来年春には発電再開にこぎつけられる見通し…

次は電気自動車

ただ今、愛車フォレスターは7年で走行距離15万キロ。20万キロまで乗ったら次はハイブリッドをパスして電気自動車を買いたい。電気自動車は航続距離が短いので遠出が好きな私には不安だ。 電池の改良が間に合わないのなら、メーカーには小型エンジンを搭…

新三種の神器

電気自動車、ヒートポンプ蓄熱冷暖房、LED照明を新三種の神器とする。これを持つ世帯には電力会社は半額割引料金を設定すべきだ。 何故なら、これら神器により電力会社は新たに発電所を建設する資金的負担が大幅に軽減され、深夜に大きく落ち込む需要も増…

極限的効率社会を

小包やメール便と一日に何回もクロネコが来る。宅急便の集荷もするらしいが、圧倒的に配達が多い。 配り終わりの頃はトラックの荷物室は空に近いはず。動く郵便局となって少量生産のものを広い地域から集めたらどうか。 高級な野菜や果物、漢方薬用の生薬、…

日本のエネルギー事情

日本のエネルギー自給率は4%。原子力を国産とみなしてもようやく18%だ。 また日本の食料自給率は40%とされているが、その食料を作るのにも石油を中心として膨大なエネルギーを投入している。 全国の農家が使うトラクターや田植え機、稲刈り機が使う…

いまさらの反省

日本の原子力に関するイメージの現状については、メディアが責任を負っている部分は大きいと毎日新聞のベテラン記者が座談会で述べている。 それによれば、古くは1974年におきた原子力船「むつ」の放射線漏れ事故が「放射能漏れ」と報道され、実際には外…

痛快な出来事

中国は急速に原発大国になろうとしている。旺盛な電力需要に対応しようと沿海部を中心に2050年までに60基の原発を建設する計画でまもなく韓国を抜き日本に迫る勢いだ。 原発の設計は中国が自力でやるが、デジタル計装制御システムは、ほとんどが三菱電…

川内原発に知事の同意

鹿児島にある九州電力川内原発3号機建設に知事が同意した。環境調査を県に申し入れてから10年以上がたっている。建設には少なくとも数年以上は掛かるから全体で15年から20年の月日が流れることになる。 建設費は5千億円、その1割が地元に落ちると見…

原発建設経験は中国が一番

経験上、原子力発電では運転より建設をすることで技術力が飛躍的に伸びることが知られている。それは建設には先例のないことが次々に出てくる、新しい技術や製品が採用されている、 環境条件がその都度異なることなどによるものだ。過去に建設ラッシュを経験…

エネルギーとは何か

何をするにもエネルギーがなくてはならない。エネルギーとは作り出せるものではなく与えられるもの。太陽光、太陽熱、化石燃料、水力、地熱、ウラン、風力、波力、潮力、雷などさまざまなものがエネルギー源として存在する。 生物はこれらを糧として活動し、…

宇宙起源説

光線が差し込む場所で衣服を脱いだり着たりすると埃が舞い上がるのがわかる。いつの間にか部屋の隅に糸くずやわた毛がうっすらとたまっている。 そのままにしておくと一つにまとまり風で浮遊するようになる。天井の上にあがると、どこから来たのかほこりがび…

疑問

原子力安全・保安院が今月15日に電力7社の21基の原発の弁やポンプなどの機器の溶接部分139ヶ所が法で義務付けられている検査対象から漏れていたと発表した。 同時に差し迫った危険はないとのコメントも付けられたが、一般の人には理解しがたく、また…

日本勢の巻き返し

念願であったベトナムへの原発売り込みに成功したのに続いて朗報だ。韓国との交渉が不調に終わったトルコが東芝に交渉を打診してきた。 大畠経済産業相もトルコ貿易担当相と会談し働きかけたというが、日本が価格を下げるための競争相手にされる恐れもある。…

我が国の変容

日本文化をつくったのは日本人であるが、その背景には日本の自然がある。元はといえば日本人は大陸や海から渡来人の子孫。 日本の自然が彼等の思考や嗜好を変化させた。その自然が今大きく変わろうとしている。 人が手をかけた田畑、里山も含め田園風景、山…

膨大な作業なのか

原発のトラブルではその配管は建設以来数十年間に一回も点検されていなかったとの報告が時々ある。原発には膨大な点数の機器や部品があるのだろうが、無限にあるわけではない。 いまやコンピュータが自由に使える時代、すべてが管理されていてもおかしくはな…

限られたパワー

原発の運転保守は限られた人数で行われている。そこで大切なのは重要なものに絞ってやることだ。 なんでもやるに越したことはないという考えでは原発はいつまでも停めていなくてはならない。それは原発を永久に廃止しようとする反対派の考えることだ。 電力…

調子のよい鍛冶屋

アメリカの原発の成績が日本より良いのは、定期検査の期間が短いため。日本が定期検査で数ヶ月も停めるのに対して、アメリカでは一ヶ月ちょっとだ。 アメリカでは調子よく回っているモーターなどはそのままにするが、日本は時間がたてば一律に分解し点検後に…

大量コピー

消しても消しても大量コピーが出回る尖閣列島漁船体当たり映像。これほどまでに違法?コピーが行われそれを人々が見た例があっただのだろうか。 流言飛語というが、文書になったものは写されこれが動かぬ証拠となる。紙媒体もコピー機械の発達と郵便配達制度…

鈴木大拙

鈴木大拙といえば達者な英語で禅を欧米に広めた学者。多くの著作が日本でも出版されているが、中には英語で書いたものをわさわざ日本語に翻訳したものもある。 大拙は不要になった包み紙などを捨てずに取っておいた。人がそれを笑うと必ず使うときが来るから…

事業仕分けと原子力

事業仕分け第三弾で特別会計が取り上げられた。原子力関係ではエネルギー対策特別会計が俎上に上ったが、これは石油特会と電源特会が統合されたもの。 仕分け結果は政策目的に合致したものに絞り込んで全体で1〜2割削減というもの。電源特会そのものに見直…

波紋のように

山奥には平家伝説が多く残されている。言葉や風習も平安時代や鎌倉室町時代のものが残っていて驚かされる。 文化は波紋を描くように発生場所ではとっくに無くなったものが、周辺で生き残る。尖閣列島問題で日中関係が思わしくないが、文字を始め日本文化の多…

アメリカの不況

オバマ政権が中間選挙で大敗北。理由は不況による雇用状況の悪さといわれている。何故雇用が不足しているかといえば、低所得者から中間層まで一番労働人口の多い部分でアジアなど成長国に雇用を取られてしまったからだ。 レイオフのリスクにもめげず、陽気で…

国家の基盤

国家の基盤はもちろん国民だ。だが国民の命を守り、生存させ子孫を残していかねば国民はいなくなってしまう。命を維持するためには衣食住が重要だ。 自然の猛威からあるいは外敵から国民を守ることが政治だとも言える。つきつめていくとやはりエネルギーこそ…

きっかけ

EUが加盟各国に原発の放射性廃棄物の処分について計画を2015年までにEU内に作ることを義務付けた。現在EU内には原発大国のフランスを始め百数十基の原発がある。あのドイツでさえ電力の40パーセントを原発に頼っている。 日本でもNUMOが処分…

原子力開発の懸念

原子力は次世代のエネルギーの主役だということは、エネルギー関係者であればほとんどの人が認めることだ。 だが、いつまでも世論として盛り上がりを欠くのは高レベル放射性廃棄物の処理処分に関する歯切れの悪さ。途上国の原発建設が核兵器の拡散につながる…