川内原発に知事の同意

 鹿児島にある九州電力川内原発3号機建設に知事が同意した。環境調査を県に申し入れてから10年以上がたっている。建設には少なくとも数年以上は掛かるから全体で15年から20年の月日が流れることになる。

 建設費は5千億円、その1割が地元に落ちると見られる。運転し始めると地元雇用も数百人は増えるはず。そのほかに電源三法交付金が国から鹿児島県や地元の市町村に対して建設期間を中心に400億円交付される。

 その交付金の元は全国の消費者の支払った電気料金に掛けられた税金だ。財政難の地方にとってこんな美味い話もないだろう。果たして原発はそれほど危険なものなのか。電気の消費者は果たして納得してこの税金を支払っているのだろうか。