膨大な作業なのか

 原発のトラブルではその配管は建設以来数十年間に一回も点検されていなかったとの報告が時々ある。原発には膨大な点数の機器や部品があるのだろうが、無限にあるわけではない。

 いまやコンピュータが自由に使える時代、すべてが管理されていてもおかしくはない。年金問題では過去の保険料の支払いについてチェックするという膨大な作業が行われている。

 これが出来るくらいならば原発の機器などはほとんど完全に把握できると考えるのがふつうだ。国民としてはその辺りを原発を管理する電力会社や監督官庁はどの程度認識しているのか知りたいものだ。