アメリカの不況

 オバマ政権が中間選挙で大敗北。理由は不況による雇用状況の悪さといわれている。何故雇用が不足しているかといえば、低所得者から中間層まで一番労働人口の多い部分でアジアなど成長国に雇用を取られてしまったからだ。

 レイオフのリスクにもめげず、陽気でパワフルな労働者がたくさんいるアメリカでも生活向上バネで活気付く安い賃金のアジアの労働者には勝てない。アメリカでは雇用年数が短い人から首を切られるから若手は大変だ。

 IT関連でも仕事は優秀なインド人にどんどん吸い上げられている。アジアの賃金が上がってアメリカに追いつくにはまだ相当の年月がかかる。環境ニューディールなどの政策もそれが実際のジョブとなるには多くのハードルがある。