想像してみるがいい

 原子力反対派はエネルギー問題や環境問題に関する対案を持たないで反対を叫んでいるものが多い。彼らの合言葉は自然エネルギーだ。近年、日本も夏は異常に暑く、冬は雪が多くとても寒くなった。

 この状態で自然エネルギーを主に使って生活すればどのようなことになるのか。多くの人が死んで、生産活動も滞り悲惨な状況になる。エネルギーコストも急上昇してとても国際競争どころではなくなる。日本のGDPは一挙に途上国並みになるだろう。

 そんなことに一般国民が賛成するとはとても思えない。国や電力会社は自然エネルギーで生活をした場合の状況を想像してこれを具体的に示すとよい。子供たちに電気のない生活を体験させることが時々行われているが、原子力反対派にも参加を呼びかけたらどうだろうか。