逆疎開

 2050年には首都圏を除くほとんどの県で人口が5割から7割になるという予測が出た。その頃には生きてはいないと笑える人は50歳以上の人。

 人口が減り高齢化が進むにしたがって少なくなるものは学校、病院、警察、消防、スーパー、ガソリンスタンド、市町村の数、自動車、トラックの運転手などなど。そんな状況では人々、特に高齢者は地方には暮らせなくなる。若い人も職を求めて都会に出ざるを得ない。

 戦時中は空襲を避けるために、都会から地方へ疎開があったが、今後は地方から都会やその周辺への逆疎開が急速に進む。このことは子供や孫にはしっかり話しておいたほうが良い。