処理場の新設

 現在住んでいる地区で既設の汚泥処理場が老朽化したので少し離れた場所に新たに建設をしている。下水道の普及と分散型の浄化槽の進歩により、汚泥処理場の必要性は限定的であり、地方では人口減少が続いているため、処理量も増えないと思われる。

 もちろん、処理場の性能が上がれば匂いもなくなり、環境に対する影響もより少なくなる。しかし、財政困難なこの時代、既設の機器取替えや建屋の補強などでははいけなかったのか。

 新たな処理場建設は建設業者や機器メーカーにとっては新たな建設は望ましいことであるが、住民に対しては新設まで必要だったのかどうかの説明はなかった。