フランスは資源がない国であるのは日本と同じ。だが、電気の８割を原発で造っている。途上国や新興国の発展と資源枯渇によりこれから石油などの価格が高騰しても最も耐える力を持っている。
自動車などの輸送には石油を使っているが、最近になってニッサン・ルノーは電気自動車リーフを開発し、フランスでも販売を始める。これで自動車が電化されれば鉄道網も整備されており、輸送に掛る石油依存はなくなる。
電気は原発がたくさんあるので、夜間は原発の出力を落として運転しているくらい。電気自動車は深夜電力を消費してくれるので原発がフル稼働すれば問題はない。これがフランスの脱化石燃料勝利の方程式だ。
