すし屋の悩み

 秋刀魚が高騰するなど温暖化は海の様子を変えていてそれが日本近海で採れる魚の種類に大きな影響を与えている。行きつけのすし屋の大将が、いつもなら入る旬の魚がちっとも入荷しないので困っている。

 同じ鯖でもノルウェー産と国産では味が違う。仕入れてからの保存状態や握ったときの魚の温度によっても味が違ってくる。これから大将の心配はシャリのこと。

 まもなく新米が出回るが今年の米選びは悩むだろうという。酢メシをつくる酢や、醤油さえ少しづつ味が変化しているという。すし屋の悩みは尽きない。