リスク評価を

 街では駅前商店街が先日のゲリラ豪雨で床下浸水。地下の店では1メートルも水がたまって数日間は営業できなかった。こんなことではゆっくり外食や買い物も出来ない。

 下水管の設計容量を超えて大量の雨が降ったためとのことだが、その莫大な損害を考えるとすぐに予算を組んで対策を進めるべきだ。

 景気対策に苦慮してまたぞろ新幹線や高速道路建設を叫ぶ政治家もいるが、全国の繁華街の浸水対策や学校の耐震補強をやるだけで十分な景気刺激になる。

 仕分けの考え方にその事業をやらなかったときにどの程度の被害想定がされるかのリスク評価を取り入れるとよい。