想像する50年後の世界

 
 日本で言えば、現在生きている半分くらいの人が死んでいるであろう50年後の世界を想像してみる。エイズや災害や少しは減る要素もあり100億は行かないかも知れないが、地球の人口は間違いなく今より増加している。

 日本など先進国の没落があるとしても、途上国の生活レベルは間違いなく今より上がっている。原子力自然エネルギーなどの開発が急ピッチに行われているが、化石燃料など天然資源は枯渇がさらに近づいている。温暖化が進み人々が住むことが可能な土地は今より減っている。

 エネルギーや食糧や水の争奪が原因で戦争になる。文明が始まってからでも何千年もかかって少しづつ良くなってきた人間の暮しが今後、数10年という短い期間で破綻し原始時代に戻ってしまう可能性が強い。我々は最後の文明人なのかもしれない。