世界一成績の良い原発

 米国マグローヒル社が、毎週発行する国際的な原子力専門情報誌「ニュークレオニクス・ウィーク」によれば、2009年の原発設備利用率で九州電力の川内発電所が第一位になった。日本には現在53基あるが4基がベストテン入りしている。

 川内は先ごろ3号機増設についての公開ヒヤリングが地元で開催されたがこのニュースは関係者や地元にとって朗報だ。

 最近の世界的エネルギー需給の逼迫、各国の原発回帰、温暖化対策でマスコミもようやく原子力に対して批判一辺倒から脱却しはじめているが、この世界一のニュースをどこも伝えないのはいかにもおかしい。

 スポーツなどでは世界一になればとにかく大騒ぎするのだから、つくづくマスコミはいいかげんだと思う。