資源小国

 あらゆる資源が少なく、豊富なのは人と水だと言われてきた日本。中国など新興国が成長するにつれ、資源確保が困難になっていく。そうした状況を資源国詣でをして金で買い付ける従来の方法に頼っていてはそのうち行き詰ることは明らか。

 日本国内で捨てられたIT機器から金やレアメタルを回収する試みが盛んだが、究極的には資源を国内で作り出すことをやらねばだめだ。海の中には金もレアメタルも豊富にある。

 石油や天然ガスに代わるメタンハイドレードも日本近海に多量に埋蔵されている。ウランを高速増殖炉で燃やすことで、燃やしたよりも多くの燃料が得られる。太陽光でレーザーを発生させてマグネシウムという金属を作りこれで水素を作る技術も開発中だ。