中国の行く末

市場経済を取り入れた中国が世界第二位の経済大国になろうとしている。中国人の金儲けの執念はアメリカ人以上。中国企業は安い労働力を求めて奥地へと移動している。資源確保のためには国内ばかりかアフリカなど世界中にその触手を伸ばしており、まるで世界中を対象にしたアメリカの西部開拓史の再現だ。

中国は世界中の資源をかき集め、労働力を探し、世界中に製品を売り、自国に外貨を溜め込み続ける。中国は地域格差がひどくそのうちに農民が反乱を起こす。経済過熱でつぶれると言われてきたが、世界的な経済危機も真っ先に克服してしまった。

 巨額マネーを世界中の国や企業に投資し、金利や配当を稼ぐ世界一の金貸し国になるというとんでもないゴールが見えてくるが、それはまもなく現実のものとなる。世界は覚悟しなくてはならない。