日本人の考え方

 日本人はものごとを直感的に判断するのが得意で、客観的な見方をするのがへただと言われてきた。直感的な判断は総合的にものを見ていることであり、部分に分解し、それを分析することで出てくる結果とは違うことがある。各部分の分析結果の寄せ集めだけでは総合的な見方はでは出てこない。

 大切なのはどの要素を重くみるかであり、何を目的とするかだ。自分だけの利益とか、自分たちの世代、国、地方に限定した目的で考えると全体としてはまずい結果となり、結局それれが自分にも降りかかってくる。

 日本人は地球全体、虫まで含めた自然界すべてのことを考えられる特性を持っている。地球温暖化を防ぐにはこの見方が大切だ。