柏崎刈羽の復旧

 柏崎刈羽原発の震災からの復旧が着々と進んでいる。6、7号機が運転再開しているのに加えて、1、5号機が機器の点検が終了、系統機能試験に入った。あの規模の大震災から原発が立ち直れることを証明したのは世界的にみてもすごいことだ。

 東京電力にとって悲願の全号機運転に向かっているが、まだ道のりは長い。4基が戦列に復帰すれば、東京電力のピーク時供給力にもやっと余裕が出る。赤字も解消して、地元自治体にも法人住民税が入り一息つける。

 首都圏の消費者の生活にとってこんな重要なニュースもマスコミの扱いは酒井法子覚せい剤裁判以下だ。マスコミは日本人の平和ぼけ、ノー天気と書くがそうさせたのは、あきらかにノー天気のマスコミ自身だ。