電気の安全保障

今日、日本の電気は火力が6割、原発が3割、水力が1割の割合で作られている。火力も石油は少なく、天然ガスと石炭が多い。石油ショックを機に、石油の比率を下げる努力が続いたためだ。これは明らかに国家のエネルギー安全保障を考えたことに基づいている。

近年では地球温暖化防止のために天然ガスを増やすなど世界中が化石燃料を減らす方向で動こうとしている。日本では電気の周波数が東西で違うことを知らない人も多いが、東日本地区と西日本地区との電気の融通はほとんど出来ないので、周波数変換装置を増設中。

原発も一部で欠陥が発見されると同じ型の原発を全部止めなくてはならないが、たまたまであるが沸騰水型原発と加圧水型原発がほぼ半分づつ造られている。コンセントの向こう側はさまざまな努力がされ停電率ダントツ世界最低を実現している。