法事で坊さんが「私たちは生まれたときから、まっすぐ死に向かって歩き続けているのです」と説教をする。
この私たちを生物に置き換ええることも出来るし、環境問題に直面している人類と置き換えても意味が成立する。さらに地球と置き換えてもよさそうだ。
恐竜が絶滅したように、恒星が大爆発を起こしガスになったように人類も消えてなくなる。それがいつなのかがわからないだけだ。
であれば開き直って人類であることを謳歌するか、絶滅の日を少しでも先延ばしにするかしかない。
すでに人類の遺伝子のなかにはこの両方の要素が組み込まれているのは、良く出来ていると感心させられる。