食の復活

 貧しい戦後から高度成長を経て日本人は食においてもアメリカのライフスタイルの影響を受けてきた。ハンバーガー、フライドチキン、ピザなど脂っこい食べ物、そして年配の人たちまでがかつてないほど焼肉に群がっている。

 食べ放題の店が流行るなど、量においても節度が忘れられている。日本人の食生活はやはり量より質の追求に戻す必要がある。質を追求すればある程度値段が高くなり、そのかわり量が少なくなる。

 暴飲暴食をつつしみ、無駄に捨てるようなことをなくすことが日本文化である食の復活につながる。これは環境やエネルギーの解決の根底になる文化だ。