ワンツー・フィニッシュ

 ワンツー・フィニッシュどころか上位3位までを日本車が独占。F−1の結果ではなく、アメリカ政府のエコカー補助金で購入した車の順位だ。カローラシビック、カムリという日本ではおなじみの大衆車。

 日本車が補助金予算の半分を取ったというからアメリカ自動車メーカーをなんとか救おうというオバマ大統領も頭が痛い結果だ。日本車は小型車の分野では勝っていると言われていたが、今や日本車のサイズ、燃費、仕様などが世界標準になろうとしている。

 肥満している人が多いアメリカではさぞや窮屈な思いをしているだろう。車に合わせてダイエットをすればさらに良い結果が得られるが、アメリカ人の資源大量消費型のライフスタイルを変えていくには相当の痛みが伴う。