温暖化ガスの可視化

 温暖化ガスは目に見えないので、その抑制はなかなか進まないし、努力の結果が判るまで時間が掛かりすぎる。日本IBMは企業から排出される二酸化炭素の量を可視化するサービスを開発する。グリーン・シグマ・コンサルティングサービスという名前のこの新規事業は工場やオフィスを対象に事業部門別、個人別、オフィス面積単位で排出量をパソコン上に示すことが出来る。

 この表示を職場内に掲げるとともに、ウェブサイトで誰でも見たり出来るようにすれば、ずいぶん社員の意識が違ってくるはず。温暖化ガスの排出権取引制度でもめるよりはずっとスマートなやり方だ。