アメリカが有利な点

 スリーマイル島の事故以降、原発建設を止めたためにアメリカには原発の建設技術がなく日本かフランスから輸入するしかない。しかし、今、アメリカには原発建設のための良い条件が揃っている。特に原発建設候補地が日本や台湾と違って地震が少なく厳しい地震対策が必要でないこと、運転保守に関しては世界トップレベルで優れたノウハウを持っていること、国の安全規制がうまく言っていること、しかし最も優れている点は国民の原子力支持率が8割にも達していることと、ノット・イン・マイ・バックヤード(NIMBY)と言う考えが少なくなって、近隣の原発での増設を受け入れる人が75パーセントにも上っていることだ。