空き地探し

 原発1基分(百万キロワット)にあたる太陽光発電所を造るには山手線の内側の面積(63キロ平方メートル)が必要。これをどこに求めるかが問題。
今、全国の耕作放棄地は全農耕地の1割を超える3900キロ平方メートルある。これは埼玉県の面積より少し大きい。この耕作放棄地を借り受けて太陽光発電所にすると64基建設出来る。64基といえば全原発より10基近くも多い。

 ただし、夜や雨天に弱いので稼働率原発の6分の1程度。発電電力量としては原発10基分だ。耕作放棄地は関東、東海、中国・四国が多いので消費地に比較的近い。耕作放棄地は山中ではなく、農家のそばにあり、平坦地でもあり、農道もあるので太陽電池の設置は可能だ。設置すれば雑草も生えないし、貸地料も貰える。米以外の作物を作るにも労力が不足しているところにはうってつけだ。