分散型電源

 火力発電所のような大容量の発電設備に対して、各戸の屋根の太陽光パネル風力発電の風車などは分散型電源と呼ぶ。でも、天気任せの分散型電源があまり増えると、発電出来ないときのバックアップ電源が必要なことや、系統を乱すのでその対策が問題となるようだ。コンピュータの世界ではパソコンを使っていない深夜などに社員の家のパソコンをたくさんつないで大型コンピュータの代わりに使うという方法がある。

 この方法を真似て、し将来、電気自動車が普及した場合、使ってない車のバッテリーをたくさんつないで発電所の代わりにすることが考えられる。マイカーは通常運転するのは一年間平均で1割程度。9割は駐車場に置いてある。電気が足りないときに電気自動車のバッテリーの電気を臨時に使わせてもらうというわけ。技術的には難しそうだが、不可能ではないだろう。