2030年問題

 数年前コンピュータの2000年問題があり話題になった。昨年は団塊世代が定年を迎え大量退職する2007年問題。来年は派遣が禁止になり企業が人件費で倒産する2009年問題。

 ちょっと先になるが2030年問題というのもある。その頃になると今動いている原発の多くが寿命となり建て替えが必要となる。原発を建設するには地元の了解や手続きで最低でも10年、ひょっとすると20年くらいかかる。

 次々と原発が停まれば島国の日本では電力の輸入も出来ないのでその対策が重要。そのころは人口が減るが、電力需要がそんなに減るとは思われない。オール電化住宅は増えているし、車はほとんど電気自動車になる可能性が高い。「電気はすぐに作れない」のだ。