地球温暖化とマスメディアの責任

地球温暖化問題は今、マスメディアを席巻している。連日、NHKも民放も地球温暖化をテーマに番組を流さない日はない。

だが、内容はもう飽き飽きした。旱魃や洪水や竜巻それに白熊の放浪の旅。大変だと騒いでいるだけ。もうどんなことをしても巨船が惰性で進路をすぐに切れないように対策が効かないのに、マスメディアはマイ箸運動や見てないテレビのスイッチを切りましょうなどと言っているだけ。

マスメディアに少しでも科学的にモノを考える人がいたら、こんなことにはならないだろう。この程度でなんとか温暖化が緩和されるというのなら、それは国民を騙していることと同じだ。太平洋戦争を勝てる勝てると書きたてた当時の新聞やラジオと何ら変らず、非科学的、非論理的、非現実的だ。

人類社会が壊滅的なダメージを超え、種としての存亡の危機に陥るとすると、その責任の一端はこのノー天気のマスメディアに帰せられることを今から宣言しておこう。