原子力理解活動

 原子力に関してアンケート調査をやると住民が一番信頼する情報源としてはマスコミであり、ついで地方自治体の発表である。国はこれより信頼されず、最も信頼度の低いのが電気事業者が出す情報だ。

 ところが住民に対する原子力理解活動を一番力を入れて展開しているのが電気事業者。テレビにも毎日のようにコマーシャルを入れて同じような内容を繰り返し伝えている。

 信頼をするマスコミは事故やトラブルのときにしか伝えないし、自治体も国も原子力理解活動には目立ったものはない。住民が信頼を置いている地元自治体は電気事業者に任せてばかりいないで、もっと積極的に原子力理解活動をするべきではないのか。