災害対策

 映像からすれば鹿児島県奄美諸島の豪雨被害は濁流、山崩れ、村落の孤立などすさまじいものがある。

 集中豪雨により電話や電気などライフラインが途絶えたときの人間生活の悲惨さが伝わってきた。

 これに比べれば、先週見た映画「日本沈没」の災害描写などは極めて甘いものだと分かった。

 超大型台風など気候変動による被害はこれからも続くとみられ、このような災害に対する政府の機動的な対応も経験を積みかねる必要がある。
 
 今回自衛隊出動要請はすばやく行われたが、村山政権のときの阪神淡路大震災の失敗を繰り返さないよう、菅政権も危機管理能力が試される。