巨木めぐり
屋久杉を見るツアーが人気だが、日本各地にも千年を超す巨木が数多くある。車に「巨木の本」を積んでおいて出かけた際に立ち寄るのは楽しいものだ。
ほとんどが神社の境内にある杉だが、杉以外にはケヤキ、枝垂れ桜、クスノキ、イチョウもある。どこも県の天然記念物の指定などを受けて大切にされているが、忘れ去られたようなものもある。
これらの巨木が誕生した時代は奈良時代、平安時代だからその頃から生きているということは驚くべきことだ。その間には気候の変動もあったはず。
材木として切られたり、病虫害の被害を受けたこともあったことだろうが、それらを乗り越えてきたことを思えば、温暖化で騒いでいる人間がえらく小さく感じられる。