もったいない

 実は地球上は人類が使いきれないほどエネルギーで満ち溢れている。太陽光、風、水、地熱、気圧、潮力、波力、雷、音、振動などどれを取っても一つで人類がとても使い切れないほどのポテンシャルを持っている。禅語で言うところの「大海中で乾き死ぬ」状況だ。

 これはまだ人類がうまく利用できる技術を持っていないからで、原発では作られた熱の3割しか電気にならず、残りの7割はもったいないことに海中に捨てている。最も効率の良い火力発電所でも熱効率は5割程度だ。

 自然エネルギーに至ってはたかだか数パーセントを使っているに過ぎない。これからは地球を傷つけないでこれらのエネルギーを有効に使う方法を人類は開発することに力を入れるべきだ。