人類と地球上の生命

 地球上に多種多様の生命体が存在しているが、全体としては一方で突然変異や種の枝分かれによる多様性を拡げつつ、他方では種同士の生存競争や気候の変化への対応の優劣による淘汰が行われている。

 これに外乱を加えているのが人類で、自然破壊をすることで次々と絶滅種を作り出して淘汰を加速している。人類はバイオテクノロジーで人工的に突然変異を起したり、新たな種さえ作り出そうと試みている。

 人類は神に代わって生命体のコントロールをしつつあるが、人類そのものも生命体の一つであることを忘れてしまうと人類自身を滅ぼしかねない。