農家電力

 日本の自然エネルギーのシェアがいっこうに増えないので、電力会社は火力発電所構内などにメガソーラー発電所を建設し始めている。デンマークでは農家が敷地内に風力発電のタワーを設置し売電で副収入を得る方式で自然エネルギーを拡大してきた。

 日本ではトータルで埼玉県の面積を超すといわれる休耕地に一般家庭数十軒分の大型ソーラー設備を設置して農家の副収入にする方式が考えられる。これが広がれば日本の自然エネルギーは一気に拡大する。

 このためには設備資金の確保と高い売電価格を支える一般消費者の理解が必要だが、農林水産省経済産業省環境省が協力出来るかも大きな課題だ。