自動車と温暖化

温暖化対策を実行するのは大変なことだが、一番劇的に減らすことが出来そうなのが自動車だ。日本が排出する二酸化炭素の20パーセントが自動車で使われ、その半分が自家用車。

自動車の耐用年数からすれば10年程度で買い替え需要が発生する。今よりもっと極端なエコカー減税をすれば、新たに購入されるマイカーはほとんどが電気自動車やハイブリッドカーになるはず。そして10年もたてば日本中の自家用車がエコカーになって全体の二酸化炭素排出量を5から10パーセント減らすことが可能だ。

これにトラックなども加われば自動車だけで15パーセント減も夢ではない。ただし、これにはバッテリーを充電する夜間に原発水力発電所など二酸化炭素を出さない電源をフル稼働させる必要がある。