キュートな発明

 太陽電池などに比べるとあまり目立たないが地球を救うといっても大げさではない発明が日本が発明したエコ・キュート。空気をファンで取り込み、容器中の炭酸ガスに空気の熱を移し、そのまま圧縮する。

 すると炭酸ガスが高温になり、その高温でお湯を沸かしてガス湯沸かし器の代わりに使うというもの。ファンをまわし、炭酸ガスの圧縮のために使う電気エネルギーに対して約3倍もの熱エネルギーが得られ、従来の電気温水器などとは飛躍的に効率が良い。

 日本の電機メーカーが作り、電力会社もぼつぼつ宣伝はしているが、これが一般的に使われるようになれば温暖化防止にも相当に役立つ。海外ではほとんど使われていないがもっと世界に宣伝し、打って出るべきだ。