古代文明の地

 イラン、エジプト、インドはそれぞれ古代文明が栄えたところ。イランはIAEAが核開発の疑いがあると指摘したが、当のイランは原子力平和利用の権利を主張している。エジプト、インドは韓国が二国間原子力協定や原子力人材育成で原発建設を支援する動きを見せている。

 20世紀は石油文明の世紀であったが、資源枯渇が見えてきた21世紀は各国が一斉に原子力に舵を切り始めた。原子力技術は開発や建設によって大きな進歩をもたらし、関係国に自信を持たせる。

 日本は55基の原発を持ち世界トップレベルの原子力技術を保持していると安心をしていると原子力界のうさぎになる可能性がある。