第三者の言うこと

国や電力会社が信頼できないと国民が考えていることが原子力推進の最大の問題だ。報道によれば、今月より日本原子力学会原発などの事故トラブルに対して、即座に評価コメントを発表することにしたという。

学会でこれに当るメンバーは大学の研究者が中心。学会には多くの電力会社やメーカーの関係者が会員になっているので、大学の研究者をメンバーにしたのは評価できる。

ドイツでは原発だけでなく、鉄道も航空機も同じ団体が安全評価をすることになっているが、日本でも原発だけ厳しくするのではなく、他の産業も同じ尺度で安全を評価するような第三者機関が出来ればさらに良いのではないか。