人口をどう考えるか

 資源問題、環境問題の根本は人口が増えすぎたこと。江戸時代が理想のエコ社会だったと言われているが、その人口はたかだか一千万人、今の十分の一だ。

 その頃は多産多死で、今の途上国のような状態だった。狭い日本に一億人の人口は、あらゆる技術や社会制度を積み上げてきた結果であり、人口が多すぎると言うのは矛盾したこと。

 北欧の国々のように少ない人口で高い生活レベルにするのか、人口は目一杯増やして低い生活レベルでも我慢するのか。子供や高齢者の割合もどうするのか。

 人口やその構成をどうするかは、国のあり方の重要な点であるが、今まで真剣に検討されてこなかったのではないか。