破滅に向かう文明
サブプライムローンの影響が世界中の金融危機を招こうが、世界の人口の増加はとまりそうもないし、中国、インドなどいわゆるBRICsの中産階級の増加はとどまるところを知らない。
それに対して、省エネや二酸化炭素抑制の技術進歩、普及はどうみても追いつきそうもない。「岐路に立つ文明」のではなく、「すでに岐路を過ぎてしまった文明」というべきなのだ。
「まだ間に合う、皆さんエコドライブを心がけましょう」などと言っているマスメディアは無責任きわまりないのではないか。これも視聴者に耳ざわりのよい、受け入れられやすいということばかり気にしているからだ。
マスメディアは一時期、ノストラダムスの大予言が大好きだったが、1999年7月が過ぎてしまってからはすっかりご無沙汰だ。今こそノストラダムスの出番ではないかと思うがどうだろうか