今日の環境問題

 今や環境汚染や環境破壊は国境を越えてやってくる時代だ。日本海沿岸に押し寄せる朝鮮半島から押し寄せるハングル文字の入った空き缶などの多量のごみ、中国から飛来する工場排気中の酸化物、南極に近い地方を襲う紫外線など海流、偏西風そして大気の循環によって汚染物質が世界中を駆け巡っている。

 温暖化はどの国も自分たちだけでは防ぎようがない。先進国の人々は今日こそそのような認識が出来ているが、過去はそうではなかった。ということは発展途上国新興国の人々はいまだにそのような認識は持てていない状況であることが容易に理解できる。

 途上国や新興国のリーダー達には彼らの国民を早く説得し、国境を越えた環境問題を理解させるという困難な仕事をお願いしなくてはならない。