開発と中止

 ダムに始まってあらゆる大規模公共事業の見直しが始まった。取り掛かっているものを止めるのは、補償の問題などあって大変だと見る人がいるがそうではない。

 予算をつけなければそのプロジェクトは野垂れ死にするしかない。金のつかない工事には誰も見向きもしなくなる。地元がどんなに叫ぼうが民主党はかたくなに予算計上を拒めば済むことだ。

 これに対して新たに建設をすることは反対派が実力行使をしたり、一坪地主ががんばったりと国の力を持ってしても困難なことが多い。

 住民が嫌がるごみ処理施設などの開発が行き詰る例はいくらでもある。これから基地や防災施設、原子力関係施設など民主党にはさらなる試練が待っている。