環境問題への着手

 庭の手入れをしていてつくづく思うのは先手を打つことが大事だということ。雑草はある一定限度を超えて成長させてしまうと、根がしっかり張ってしまうので抜くのが大変だ。

 松や槙も新芽を夏ごろまで放置するとすっかり太くなり葉を茂らせてしまうので剪定に苦労する。山ぼうしは夏場、水切れしやすいので水遣りが大切だが、葉が黄色くなってからではダメージが大きい。

 雑草がごく小さいときには取りにくいし、手間ももったいない。松の新芽も出たばかりを摘むとその後でまた芽が出てきてしまう。早すぎてもだめで、タイミングが難しいのが先手だ。

 しかし、絶滅危惧種問題でもわかるように、こと環境問題に関しては、先手がすべてでいつ気が付くかで、早い遅いは関係ない。