日の出と夕日

 1円から数10億円まで金銭に惑わされて起きる犯罪がほとんど。警察ではどんな事件でもまず被疑者の財産や経済状況を調べることにしている。金銭に心を悩まされ続けて生きていくと金に使われている人生になる。自分より金持ちを見たり、話を聞いたりすると急にわびしくなる人も多い。

 こういう人は自分より金がなさそうな人を見て、自分が十分に金を持っていることを確認する必要がある。少なくとも金では買えないもの、時間や日の出や夕日など誰にも平等に与えられているものに着目する習慣を持つことが大切だ。