電気自動車の魅力

 都会では若者が自動車を欲しがらなくなった。公共交通が発達してることもあるが、経済的負担が大きすぎるのだ。地方では一家に一台どころか成人一人に一台ないと生活に支障を来たすくらい車が重要。通勤も買いものもすべて車だ。

 軽自動車にするなど我慢をしても車を持つことの負担は大きい。毎月のローン支払い、自動車重量税車検費用、任意保険、駐車場代、ガソリン代など計算すると、まるで車のために働いているような人もいる。こうした人にピッタリなのが電気自動車。

 スバルが洞爺湖サミットの時に東京から洞爺湖までの約860キロを電気自動車の試作車で走行した際の電気代はたったの1700円だった。ガソリンなら1万円は掛かる。電気自動車は税金などさまざまな割引や支援も予定されている。電気自動車こそ地方の人々が待ちに待った車なのだ。