電気の預金

 太陽光発電の設備投資回収が23年で出来るとセキスイハイムのHPで知った。耐用年数30年、初期投資200万円、メンテナンス費用30万円だという。屋根にこれを付けると230万円ほどの投資になるが、毎年電気代が10万円浮いて、23年で元が取れてその後は電気代がタダになると考えれば、老齢年金のような効果がある。預金を取り崩してでもやるべきだろう。

 国からの補助金が貰えればもっと早くペイする。国全体として考えても、今投資をしておけば将来、燃料の心配のいらない自然エネルギーが一定量確保されるのだから、エネルギーセキュリティー上も効果がある。ドイツはかなり無理をして国や電力会社が補助をしているようだが、資源のない日本はもっと積極的に太陽光発電を普及させて電気の預金をすべき。原発で地元に何十億円もの交付金を配ったり、石油の備蓄を積みましたりするよりよほどましだ。