EU27ヶ国が使っているエネルギーの37パーセントが石油、24パーセントが天然ガス。その石油の32パーセントと天然ガスの40パーセントをロシアから買っている。
だからロシアにパイプラインを閉められるとEU各国は間違いなくパニックになる。今やロシアは資源大国となり、超強気の外交を展開している。
EU各国はロシアを怒らせないように注意しながら、どうやってロシアの影響を受けないエネルギー源を確保しようかと模索を続けている。日本も近くのサハリンから天然ガスを買うのは良いが、リスクだけはちゃんと考えておくべきだ。食糧とエネルギーだけは油断すると怖い。