遠隔メンテナンス

 ITを使って遠く離れた大学病院の専門医師が地方の病院の医師の手術を指導出来る時代になった。その大学病院でも微細な装置によって身体の内部までを医師が画面で見ながら微細な手術を出来るようになっている。これを組み合わせれば近い将来、世界のどこにいても最高の専門技術を持つ医師による遠隔診断や遠隔手術が可能となる。

 原発でも機器のトラブルが発生すると、専門技術者を機器を製造した工場からを呼び寄せて対応するしかなく、長期間原発を停止させる原因の一つになっていた。今後は遠隔診断、遠隔手術のシステムを活用して製造に当たった専門技術者が工場から全国の原発のメンテナンスをすることが考えられる。