スエーデンの方針転換

 スエーデンの原発政策が30年ぶりに方針転換。僅差とはいえ議会で原発建設の方向が採択され、これまでのすべて廃止の方針が百八十度変わった。これで世界中で原発増設に踏み切れないでいるのはドイツだけになり、反対派の「原発廃止は世界の潮流」はまったくの嘘になった。

 このニュースは日本ではそれほど大きく取り上げられない。相変わらずマスコミの意図的な情報選別がおこなわれている証拠だが、もうそろそろこのことを暴く週刊誌的なマスコミが現れても良い。「NHKや大新聞が報じない大事件」などという中吊り広告は週刊誌の得意とするところではないか。