原発と原爆

最近ではさすがに原発と原爆を同じものだと考える人は少なくなった。しかし、原発で使い終わった燃料を六ヶ所村の再処理工場で処理するときに出るプルトニウムを原爆の材料に使うのではないかと心配する人はいる。

特に外国からは日本は核兵器をいつでも持てる能力を持つ国として警戒されている。再処理工場ではプルトニウムが軍事転用出来ないシステムが採用されているほか、IAEAの職員が24時間体制で常駐して監視が行われている。

また、プルトニウムとウランを混合して処理しているので、プルトニウムだけを製造することはなく軍事転用は物理的にも出来ないようになっている。このことは報道されず兵器転用の不安ばかりが広がっている。