砂漠で野菜

 テレビでハイテクによる野菜工場を紹介していた。建物の中だから外の畑で野菜を栽培する場合にくらべて水が千分の一で済む。水は循環して使うので、水が浸透して塩があがってくることもない。ビルにしてあるので、土地の面積も何倍にも使える。エネルギーは太陽光発電でELD照明により夜も光を当てて効率よく野菜を生産する。

 最新のハイテクを使えば砂漠の真ん中でも、南極でも立派に野菜が作れる。問題はコストだけだが、野菜を輸入する野菜との競争になるが、フードマイレージとはお別れだ。工場設備の標準化、量産化が出来ればいけるかもしれない。

 ハイテクは開発には膨大な金が掛かるが、いったん生産ラインに乗ればあっという間にコストが下がるのが特徴。これで米や麦を生産するのは、バイオ燃料よりはずっとましなやり方だ。