自然との共生のウソ

農学博士の高橋敬一氏によれば自然保護は人間の好きなものだけ保護するおかしな運動だ。人間に気に入ってもらえた動植物だけ生き残りが出来る。地味な蛾や嫌な感じの生き物はたとえ絶滅しそうでも見向きもされない。

それも人間という自然の一部分による自然淘汰だと考えれば説明はつく。人間は美男美女を好むようにすべてのものを比較して気に入ったものだけ大切にするのだ。

だが、その好みも性や世代によって違いが出てくる。好みが何の影響で生まれるのか、好みの元になるものは何かを研究する必要がある。